AIアナリスト・エンジニアに求められるソーシャルスキル
『HRD Next 2021-2022 PROGRAM3 Day2_Session3』

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アセスメントによる相互理解の意義
ここで久保田は、柳原氏の「Everything DiSC マネジメント・プロファイル」の結果を共有し、人を巻き込み、熱意を高め、協力を促していく感化型の「i」スタイルであることを紹介。柳原氏本人は、行動志向が共通する主導型の「D」スタイルに志向が伸びていることから「マネジメント層に多いDスタイルの人とも話が合い、協働できていることが可視化されて安心しました」とコメントしました。
続いて東氏も自身の回答結果について共有。「自分の行動傾向が体系化され、他者と比較した場合の考え方の違いをより深く理解できました。また、お互いが他者を理解することで心理的な安心感に繋がることも感じ取れ、会話のきっかけになるなどいい結果が得られました」とコメント。これから強化が必要なこととしては、適材適所を図ったり、メンバーレベルでも相互理解のためにこうしたツールが効果的との認識を示しました。
次に久保田は、両氏との別の場の会話における「データサイエンティストやエンジニアは言語化が得意でも、(一歩進んで)その理解、共有が重要」との発言を取り上げました。
東氏は、「当社のエンジニアらは勉強会が盛んで、インプットには長けています。その知見やものづくりの成果物を人にアウトプットするためにも相手を理解する必要があり、そうした点においても今回の取り組みは有効だと思います」とコメント。柳原氏は、「エンジニアはきっかけがあれば話したりしますが、こうした客観的なデータでお互いの違いを語り合うのは重要なことだと思います」と話しました。
「ワークショップでは、皆さんがお互いに純粋にもっと知りたいとの欲求があることが感じられ、アセスメントがそのきっかけになったと思います」と久保田は応じました。
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